最近は遠出することがめっきり減ってしまい、車で出掛けるのは本当に久しぶり。
以前、気に入って良く買い物をしたり、ぶらっと見に行くお店があり、行きたくなって・・・。
前回より5年位は経ってしまったのだろうか、変わらずそのお店はあった。
入ると・・・以前のオーナーがいない。
代が変わったらしく、息子さんがオーナーになったようだった。
オーナーとその奥様らしい。
以前お店で見かけ、さらにネットで『これいいネ!』って確信を深めた商品を見せていただいた。
キチンとその商品について説明してくださる。
私が以前誕生日のお祝いに買ってもらったペンダントの類が見当たらないので気になり、さりげなく
きょろきょろしていて(笑)
以前こちらにて購入したこの商品なんですが・・・と切り出した所、しまってあるとの事で、陳列棚の奥の
引き出しから商品と、全部のカタログを見せて下さった。
さらに以前オーナーに説明してもらって非常に楽しい時間を過ごした売り場も見せてもらった。
そこはまるでおもちゃ箱のようで、前オーナーの商品に対する愛情を強く感じたし、そこで私達も今も家に飾ってある生活雑貨を購入したのだった。
しばらく見せてもらってお店を出た。
どのくらいいたのか・・・パーキングメーターに車を停めたから、40分位はいたのかな?
私も主人も同じ気持ちだったのだけど、
殆ど趣味、愛着で集めた商品のお店の経営は、集めた本人以外では難しいのかもしれない。
お店から、確実にオーラと輝きが消えてしまっていた。
息子さんもキチンとしている方だし、接客もとても丁寧。
でも、商品がホコリをかぶっていたり、陳列棚も手垢がついていたりで、以前の状態とは程遠い。
私が見せてもらったペンダント類も長い間しまったためか、酸化して真っ黒になってしまっている。
せっかく遠くから来たのに・・・。
新しいオーナーを批判する気など無いのだけど、残念な気持ちだったし、商売ってお客様の気持ちを考えられなくなると難しいなと感じる。
お客様と商品に対する愛情がとても大切だし、売り場を常に綺麗に保つこと、当たり前のことをするのが
本当に大事だ。
私自身、いつも小売の仕事をしているから、たまにお客さんになるとすごい刺激になった。
あのお店で買った可愛い木の鳥さん、今も大切に飾ってある。
ニコニコ笑顔で鳥さんの説明をしてくれたオーナーの笑顔がうかんで来るな〜

モノを売るってそういうことなんだ
